そのデカさ&迫力、まさに怪物級!「白鯨との闘い」巨大鯨出現シーン公開
2015年12月18日 18:00
[映画.com ニュース] 「アベンジャーズ」シリーズのクリス・ヘムズワースとオスカー監督ロン・ハワード(「ビューティフル・マインド」「アポロ13」)がタッグを組んだ「白鯨との闘い」の本編映像が、このほど公開された。主人公の1等航海士オーウェン(ヘムズワース)を乗せた捕鯨船が体長30メートルの巨大鯨に襲われるシーンを切り取っている。
ハーマン・メルビル氏の名著「白鯨」に隠された真実を描いた、ナサニエル・フィルブリック氏によるノンフィクション小説を実写化。捕鯨業全盛期の1819年。海上で巨大鯨に襲われた捕鯨船の乗組員たちの過酷な運命をダイナミックな映像と共に描く。
映像は、海中をうごめく巨大な鯨のアップから始まる。船で作業をしていたオーウェンたちだったが、鯨の体当たりを食らって投げ飛ばされ、さらに船底が破損。船体は大きく揺れ、波しぶきの中で船員たちはパニックに陥る。マッコウクジラの平均体長は15メートル、現在観測されている最も大きい個体でも18メートルというから、劇中で登場する“白鯨”はまさに海の怪物といえるだろう。船を上空からとらえたカットも挿入され、水面に巨大な鯨のシルエットが浮かび上がるシーンからは、そのまがまがしさが存分に伝わってくる。
「白鯨との闘い」は、ベン・ウィショー、ベンジャミン・ウォーカー、キリアン・マーフィ、ブレンダン・グリーソン、トム・ホランドらが脇を固める。2016年1月16日から全国公開。