「SW フォースの覚醒」がハリウッドをジャック!厳戒態勢のもと3劇場で上映
2015年12月15日 14:38
[映画.com ニュース]J・J・エイブラムス監督がメガホンをとった世界的な注目作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のワールドプレミアが12月14日(現地時間)、米ハリウッドで行われた。この日は、アカデミー賞授賞式が行われるドルビーシアターをはじめ、チャイニーズ・シアター、エル・キャピタン・シアターで世界同時公開に先駆けて上映され、約6000人のファンが鑑賞した。
この日は、テロへの警戒、13日(現地時間)にダウンタウンで発生した拳銃発砲による殺人事件の影響もあってか、ハリウッドの中心にあるハリウッド・ハイランドのメインストリート約600メートルが封鎖され、ブロックごとに手荷物を含む身体検査を徹底した厳戒態勢で開催された。それでも同作のチケットを求め、泊まり込みを敢行する熱心なファンの姿も健在だった。
サンフランシスコから来たという30代の女性は10日から並んでいるそうで、「前後に並ぶ人たちで仲良くなって、ご飯を分け合ったりしながら待っているわ」とニッコリ。10年前にライトセーバーを誕生日プレゼントでもらって以来のファンだといい、「私の夫は77年生まれなんだけど、生後4カ月で『スター・ウォーズ』を見るために劇場へ連れて行かれたらしいの。いま、息子がちょうど生後6カ月になるんだけど、彼の最初の映画も『スター・ウォーズ』になりそうね」と嬉しそうに語っていた。
新旧キャストの多くがレッドカーペットを練り歩いたが、脚本を執筆したローレンス・カスダンは、エイブラムス監督のことを「人望が厚くて、クルーに大声を出すこともなかったし、自分たちが楽しむことがまず重要だと言っていたんだ。だから、今日来てくれている皆さんが楽しんでくれることを願っているよ」と絶賛してみせた。映画は、12月18日から全世界で同時公開。