「キングスマン」ソフィア・ブテラ、リブート版「ハムナプトラ」悪役に
2015年12月10日 12:00
[映画.com ニュース] 今秋日本公開された「キングスマン」(マシュー・ボーン監督)で本格的な女優デビューを果たしたソフィア・ブテラが、米ユニバーサル・ピクチャーズの大ヒット映画「ハムナプトラ」シリーズのリブート版に出演交渉中であることがわかった。同作は、トム・クルーズが出演を検討しており、米ハリウッド・レポーターによれば、ブテラは悪役のミイラをオファーされているという。
「ハムナプトラ」シリーズは、砂漠の奥地に眠る“死者の都”に財宝探しに出かけた一行と、生きながらミイラにされこの世に再びよみがえった魔道士の戦いを描いた冒険アクション。1999年の「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」を皮切りに、「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」(01)、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(08)の3作が、ブレンダン・フレイザー主演で製作された。
リブート版は「スター・トレック」「アメイジング・スパイダーマン2」の人気脚本家アレックス・カーツマンが監督。脚本は、「プロメテウス」のジョン・スペイツが執筆している。全米公開は17年3月24日の予定。
ブテラはアルジェリア系フランス人の女優で、ダンサーとしてマドンナのワールドツアーやミュージックビデオに参加しているほか、ジャン=ポール・ゴルチエのショーでモデルを務めた経験もある。米20世紀フォックスの「キングスマン」で、ブレード義足をつけた殺し屋を演じてブレイク。米パラマウント・ピクチャーズの来夏公開の「スター・トレック ビヨンド(原題)」に抜てきされたほか、シャーリーズ・セロン&ジェームズ・マカボイ主演の新作スパイスリラー「The Coldest City(原題)」にも出演が決定している。