「王様ゲーム」アジアリミックス版で映画化！　日台韓のキャストが結集!?

［映画.com ニュース］　累計発行部数690万部を誇る金沢伸明氏の人気小説シリーズ「王様ゲーム」の最新作「王様ゲーム　深淵8.02」（双葉社刊）が11月20日、全国の書店で発売された。これに合わせ、日本、台湾、韓国から国際研修で集った高校生たちが不条理なゲームに巻き込まれていくストーリーを踏襲した、アジアリミックス版の映画化企画が始動していることも発表された。

ケータイ小説発のホラー作品「王様ゲーム」は、2011年に「ハロー！プロジェクト」の人気アイドルグループ「Berryz工房」と「℃-ute」のメンバー総出演で映画化されている。原作シリーズはアジア各国で若者を中心に人気を呼んでおり、台湾ではシリーズ累計40万部を突破。そのため、今回の新著もアジア全域から出版オファーが舞い込んでおり、“アジアリミックス版”の映画化企画は多方面で受け入れられる可能性が高い。

物語は、日本・台湾・韓国の高校生32人が国際交流の研修で集まった台湾の孤島が舞台。研修5日目の夜、打ち解けてきた生徒たちのスマホに、“王様”を名乗る人物から謎のメールが届き、地獄のゲームが始まる。生徒たちはやがて疑心暗鬼にかられ、対立構図が広がっていく。ストーリーの構成上、現在各国でオーディションを敢行すべく、製作サイドが動き出している。

なお、小説「王様ゲーム　深淵8.02」は、12月に後編が発売される。