下條アトムと北野映画が“出合った~”!「龍三と七人の子分たち」ナレーションつき映像公開
2015年8月18日 14:50
[映画.com ニュース] 北野武監督が藤竜也を主演に迎えた「龍三と七人の子分たち」のメイキング映像の一部がこのほど公開され、そのナレーションを、同作に出演する下條アトムが担当していることがわかった。
映画は、オレオレ詐欺にひっかかった元ヤクザの組長・龍三(藤)が、人々をだます若者たちをこらしめようと昔の仲間を招集し、世直しに立ち上がる姿を描く。近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭らといったベテラン俳優陣が顔をそろえ、北野組初参加となる下條は、龍三と敵対する元暴走族で詐欺師集団の1人・徳永を演じている。
メイキング映像は、10月9日に発売される同作のブルーレイ&DVDのスペシャルエディションに収録されるもの。ナレーションのオファーを受けた下條は、「お話をいただいたときは、うれしくて『やらせて!』と即答でした! とにかく面白いと思ってもらいたいので、『本編より面白くしちゃえー』という気持ちでやり切りました」と振り返る。メイキング映像では、約76分にわたり、テレビ番組「ウルルン滞在記」で知られる下條らしい“ゆるい”ナレーションを披露。「しかしこのナレーション、私でいいんですかね。年は近いけど、敵なんですよね」とぶっちゃけるなど、軽妙な語り口で笑いを誘う。今回公開された部分では、本作がクランクインした2014年4月28日の撮影風景が映し出され、黙々と木刀を振り、真剣な面持ちでリハーサルに臨む藤の姿や、現場に到着するや早速カメラを回す北野監督をとらえている。
「龍三と七人の子分たち」ブルーレイ&DVDは10月9日発売(DVDレンタルも同時スタート)。