【国内映画ランキング】猛暑の週末は「進撃の巨人」が他作品を駆逐!「ミニオンズ」も2位の好発進

2015年8月4日 16:20


大ヒットスタートを切った「進撃の巨人」
大ヒットスタートを切った「進撃の巨人」

[映画.com ニュース] 8月1~2日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。週末も全国各地で35度以上の猛暑日が続いた中で、今年の夏は映画興行も熱気を帯びている。全世界累計5000万部超という諫山創氏の大ヒットコミックを実写映画化した2部作の前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」が、2週連続1位、2位をキープしていた「HERO」と「バケモノの子」を押し退け、初登場1位を獲得するヒットスタートを切った。

全国427スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員46万6953人、興収6億0346万6200円の成績。原作からキャラクター設定などが変更され、原作ファンのツイートやレビューで炎上し賛否両論を浴びているが、PG12作品ながら、興収40億円も視野に入る上々の出足となった。

2位には、3Dアニメーション映画「怪盗グルー」シリーズに登場する人気キャラクターを主役に描いた最新作「ミニオンズ」がランクイン。全国619スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員44万9055人、興収5億4598万9900円をあげる好スタートとなった。これは今年公開されたハリウッドアニメ作品の中でNo.1の成績。「インサイド・ヘッド」のオープニング2日間との興収対比で134.4%と、最終興収25億円を突破した前作「怪盗グルーのミニオン危機一発」超えは確実視されている。

3位から7位までは、前週1位~5位までの作品がそのままランクダウンするも、「HERO」は累計動員210万人を突破。「バケモノの子」「インサイド・ヘッド」も週末2日間成績が動員20万人以上、興収2億円以上をキープしている。上位10本中、アニメ作品が6本を占めており、8週連続のランクインとなった「ラブライブ! The School Idol Movie」は、公開50日の8月1日に動員150万人、興収22億円を突破し、引き続き腰の強い興行を展開している。

夏休み興行も8月に突入し、いよいよ今週は洋画大作の「ジュラシック・ワールド」「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」が公開。戦後70年の夏に公開される邦画の話題作「日本のいちばん長い日」やアニメ「BORUTO NARUTO THE MOVIE」なども含めて、順位が大きく入れ替わる興行となりそうだ。

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