桐谷美玲、世界へ!ランジェリー業界舞台のNetflix配信ドラマ「アンダーウェア」に主演
2015年7月15日 10:00
[映画.com ニュース]女優の桐谷美玲が、世界最大のインターネット動画配信サービス「Netflix」とフジテレビが制作するドラマ「アンダーウェア」に主演することがわかった。田舎娘が東京・銀座の高級下着メーカーに就職し、ランジェリー業界の価値観に戸惑いながらも、成長していく姿を描く本作。Netflixのネットワークを生かし、世界での配信も決定している。
世界50カ国、会員数6200万人を誇り、世界中の映画、テレビドラマなどを定額制で見ることができるNetflixが、今秋に日本へ上陸する。同サービスは、これまでもマーベル・コミック原作の「デアデビル」や、ラナ&アンディ・ウォシャウスキー姉弟による「センス8」など、数々のオリジナルドラマを制作・配信しており、日本でのプロジェクト第1弾として「アンダーウェア」が選ばれた。
本作はトップ下着メーカー「Triumph(トリンプ)」の全面協力のもと、知られざるランジェリー業界の裏側に迫っていく。「リッチマン、プアウーマン」「失恋ショコラティエ」の脚本家・安達奈緒子が物語をつむぎ、女性が気になる「下着あるある」やトリビアを交え、華やかな世界に隠された女性の本音を映し出す。
桐谷は、大学で繊維を研究していた“繊維オタク”で、下着メーカー「emotion」に就職する繭子を演じる。「女性にとって身近な存在であるランジェリーの世界を繊細に美しく、オシャレに描いていて、台本を読めば読むほどワクワクしました」とコメントを寄せる。自身も女優やキャスターなど、幅広い分野で活躍するだけに「繭子にとっては思ってもいなかった世界での仕事。戸惑いつつも周りに支えられながら少しずつ成長していく繭子を、等身大でまっすぐ演じていけたらと思います」と明かしている。
一方で、「日本第1弾のNetflixのドラマ、そして世界でも配信されるということでプレッシャーもあります」と吐露。それでも、「日本のドラマの面白さをたくさんの方に伝えられればと、スタッフ・キャスト一丸となって撮影しています!」と意気込みを明かした。プロデューサーの関口大輔氏も、「『アンダーウェア』は日本ドラマの良いエッセンスを抽出し、世界の視聴者に受け入れられるドラマを目指しています」といい、「素晴らしいキャストとスタッフを迎え、アメリカのドラマのような先の読めない展開や美しい映像を意識して制作しています」と意欲に燃えている。
「アンダーウェア」は、今秋にNetflixで独占プレミア配信。