とん挫したジョージ・ミラー監督版「ジャスティス・リーグ」の顛末がドキュメンタリー映画に
2015年5月31日 18:30
[映画.com ニュース] ジョージ・ミラー監督が手がけるはずだったものの、とん挫した「ジャスティス・リーグ」の顛末がドキュメンタリー映画の題材となることが明らかになったと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
最新作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が好評のミラー監督は、2007年に「ジャスティス・リーグ・モータル」の監督に就任。アーミー・ハマーがバットマンを演じるほか、D・J・コトローナがスーパーマン、アダム・ブロディがザ・フラッシュ、メーガン・ゲールがワンダー・ウーマンとキャストも決まり、09年に公開される予定だった。しかし、07年に起きた米脚本家組合のストライキや製作費の高騰、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」シリーズとの対立の懸念などから、とん挫した経緯がある。
このほど、「Miller’s Justice League Mortal(仮題)」(ライアン・ユニコーム監督)というドキュメンタリー映画の企画が立ち上がり、ミラー版「ジャスティス・リーグ」の構想やとん挫した経緯が描かれることになるという。アメリカではニコラス・ケイジ主演、ティム・バートン監督で企画されながら、実現にいたらなかった「スーパーマン」の真相を描く「The Death of Superman Lives」が公開されたばかりで、今後この手のドキュメンタリー映画が増えることになるかもしれない。