サシャ・バロン・コーエン、「ネブラスカ」脚本家のドラマで制作総指揮

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［映画.com ニュース］　英俳優サシャ・バロン・コーエンが、「ネブラスカ　ふたつの心をつなぐ旅」でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたボブ・ネルソンが脚本を執筆する新作コメディドラマ「Highston（原題）」のパイロット版で制作総指揮を務めることが決定した。

米アマゾン・スタジオが制作する1話30分の作品で、メガホンをとるのは「リトル・ミス・サンシャイン」の監督コンビ、ジョナサン・デイトンとバレリー・ファリス。目の前にある現実の世界よりも、空想の世界で本人にしか見えない有名な“友だち”と過ごすことを好む19歳の青年ハイストン・リゲッツを主人公として描く。現在キャスティングが進められている。

コーエン主演の過激コメディ映画「ボラット　栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」「ブルーノ」のプロデューサー、トッド・シュルマンと、ネルソンが初メガホンをとった新作映画「The Confirmation（原題）」のトッド・ホフマンとロバート・フリードマンも制作総指揮を務める。

アマゾン・スタジオは、米アマゾンのストリーミング配信「アマゾン・インスタント・ビデオ」向けのコンテンツを制作しており、コメディドラマ「Alpha House」や「Transparent」が好評を博した。今後は、ウッディ・アレンが脚本・監督を務めるタイトル未定のコメディドラマや、ジャン＝ピエール・ジュネ監督×ディエゴ・ルナ主演で18世紀に実在した希代の色事師ジャコモ・カサノバの知られざる一面を描く新作ドラマも予定されている。