リブート版「グレムリン」&「グーニーズ」続編をクリス・コロンバスが語る
2015年5月9日 17:45
[映画.com ニュース] 現在準備が進められている「グレムリン」のリブート企画と「グーニーズ」の続編企画について、両作のオリジナル版で脚本を執筆したクリス・コロンバスが進捗状況を語った。
リブート版「グレムリン」でプロデュースを手がけるコロンバスは、1984年にオリジナル版が完成した当時、続編の打診があったものの話を進めるあてがないとオファーを断っていたという。それから30年近くが経ち、「第1作のリメイクではないが、あのキャラクターたちでなにか面白いことができるるんじゃないかと思った」と心境の変化を説明し、「観客に新しいものを提供しながら、懐かしい気持ちにさせることもできるなら、本当にすばらしいリブートになるんじゃないかな」と期待を込めた。
同企画では、すでに「レッド・ドーン」「パニック・フライト」の脚本家カール・エルスワースを起用し、脚本を開発が行われている。舞台設定の変更に関しては現在検討中だが、新しいキャラクターが複数登場する予定。また、1作目と続編「グレムリン2 新種誕生」でメガホンをとったジョー・ダンテ監督は同企画に携わっていないことが、ダンテ監督自身の口から語られている。
一方、「グーニーズ」続編企画に関しては、リブート版「グレムリン」ほど進展していないようだ。85年のオリジナル版でメガホンをとったリチャード・ドナー監督が以前、ファンたちが満足するようなアイデアがあると発言したことがあるが、コロンバスは「ドナー、(スティーブン・)スピルバーグ、それに僕自身が、ふさわしい内容だと思えるまでは作れないね」といい、方向性を定めるために努力を重ねている最中だと話した。