トルーマン・カポーティ「冷血」がテレビシリーズ化

写真：Mondadori/アフロ

［映画.com ニュース］　米ワインスタイン・カンパニーが、トルーマン・カポーティの傑作ノンフィクション「冷血（原題：In Cold Blood）」のテレビ化権を獲得したと、米Deadlineが報じた。

「冷血」は、1959年に米カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件と、その後絞首刑に処せられた2人の犯人に迫った衝撃のノンフィクション。主演の故フィリップ・シーモア・ホフマンさんがアカデミー賞主演男優賞を受賞した2005年の映画「カポーティ」は、カポーティが本作を書き上げるまでの過程を追った作品だ。また、67年には「冷血」として映画化もされた。

ワインスタインは本作のミニシリーズ化を企画しており、「裏切りのサーカス」を手がけたゲイリー・オールドマンとダグラス・アーバンスキーの製作会社フライング・スタジオがプロデュース、ケビン・フッドが脚本を務めることが決定している。キャストは未定。