オマール・シーが初の悪役に挑戦！「パーフェクト・プラン」で新境地

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［映画.com ニュース］　「最強のふたり」で注目を集め、その後「X-MEN：フューチャー＆パスト」ハリウッド進出を果たした仏俳優オマール・シー。現在最新作「サンバ」が公開中だが、ジェームズ・フランコ、ケイト・ハドソン出演の「パーフェクト・プラン」で、初の悪役を演じることがわかった。

出来心から麻薬取引にかかわる大金を手に入れた平凡な米国人夫婦が、闇社会の陰謀に巻き込まれ、麻薬売人、警察、フレンチ・マフィアに命がけの戦いを挑むクライムサスペンス。シーは、フランコとハドソンが演じる夫婦を追いつめるフレンチ・マフィアのカーンを演じる。デンマーク出身のヘンリク・ルーベン・ゲンツ監督がメガホンをとり、トム・ウィルキンソンらが共演。

これまで明るい好青年役で人気を集めたシーだが、これまでのイメージとは一転し、キーマンとなるフレンチ・マフィア役を熱演、新たな魅力を開花させた。「カーンはフレンチ・マフィアで悪党だけど、ある意味では、この映画の中で彼だけが正直な人間なんだ。そんな男を演じるのは大きな挑戦だった。彼はチンギス・ハンに憧れていて、薬の売買とモンゴル帝国のイデオロギーの間に類似点を見出している。それは実際、すごく論理的なことなんだ。もちろん、恐ろしい意味でだけどね」と新境地となったキャラクターについてコメントを寄せている。

「パーフェクト・プラン」は2015年2月28日からシネマート新宿ほか全国公開。