川越シェフ、生歌披露も「人前に出るのは本当は苦手」と大照れ
2014年11月16日 21:15
[映画.com ニュース] 「秘密結社鷹の爪」のDLEがアニメーション制作を手がける「ごはんかいじゅうパップ」のファンイベントが11月16日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、タレントで料理人の川越達也、女優の白石晴香、お笑いコンビ「ラブレターズ」の塚本直毅と溜口佑太朗らがトークショーに出席した。
同作は、ご飯の怪獣“パップ”と、ハンバーグなど様々なおかず怪獣たちが食卓の主役をめぐり戦う姿を、脱力系メロディにのせて描くアニメシリーズ。これまでは1話あたり30秒ほどのショートアニメだったが、今回のイベントのために20分に及ぶ長編「ごはんかいじゅうパップ おいC~海外旅行へん」が初めて製作され、同作で川越、白石、塚本、溜口、林原めぐみらが声優を担当している。
本人役で出演した川越は、声優と料理人の間に共通点があるといい、「一生懸命料理を作って、『これ作ったの誰?』と言われるのが料理人の本筋。声のお仕事も、顔は出ていないけど、声で良い演技だねとかいい声だね、この人誰なのとひも解いた時に『実はこの人たち』と言われる感じが似ている」と持論を展開。「顔を見られない状態で、声だけで表現するのは興味深い。好きな作業のひとつと改めて感じた」と目を細め、今後は「きれいな標準語がしゃべられないけど、ドキュメントのナレーションをしたい」と抱負を語った。
またイベントでは、川越が劇中曲を生歌で披露するひと幕も。作品のシンボルである「あ~、おいC!」ポーズをとり客席を喜ばせたが、「お粗末さまでした」と謙そんしてみせた。川越自身は「人前に出るのは本当は苦手」だそうで、「お仕事として会社をやっていると(自分が)広告にならなくてはいけないので前に出ているけれど、どっちかと言うと恥ずかしい」と大照れだった。
「ごはんかいじゅうパップ」は、TOKYO MXなどで放送されているほか、東京・新宿ピカデリーやユナイテッド・シネマなど全国の映画館でも幕間上映されている。