加藤夏希、一人六役に挑んだ“声優”別所哲也を「100点オーバー」と絶賛

2014年10月27日 19:35

映画は辰巳ヨシヒロ氏の半生を劇画タッチで描く
映画は辰巳ヨシヒロ氏の半生を劇画タッチで描く

[映画.com ニュース]第27回東京国際映画祭の特別招待作品で、コンペティション部門審査委員を務めるエリック・クー監督の長編アニメ「TATSUMI マンガに革命を起こした男」が10月27日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで特別上映され、クー監督、別所哲也が舞台挨拶に立った。また、アニメ好きとして知られる加藤夏希が駆けつけ、ふたりに花束を贈呈した。

本作は、子ども向けの存在だった漫画を大人向けの読み物として昇華させ、「劇画」を生み出した辰巳ヨシヒロ氏の半生を、辰巳氏の作風である劇画タッチで描く。2011年に同映画祭アジアの風部門で上映されており、11月15日から劇場公開が決定しており、クー監督は「本当に光栄に思います」と感激しきり。加藤が「見終わった後に何かを残してくれる作品に感動した」と語ると、「辰巳先生の作品はストーリー性ありきで、力強い人間性を描いている。加藤さんのような若い人にも訴えける力があるのはうれしい」と喜んでいた。

声優として参加した別所は、「若い世代の人が見て発見をしてくれることがうれしいし、日本の何が世界で評価されていうのかを知ることができる作品」とアピール。劇中で一人六役に挑戦しており「エリック監督にできればもっとやってほしいと言われ、限られた時間でできるだけ僕も挑戦をしようと思った。体が大きいので(ふだんは)なかなか演じられない役を劇画の中では挑戦できた」と話すと、声優経験のある加藤も「100点オーバーです。プロの声優もびっくりすると思う」と絶賛していた。

クー監督は、今後の作品づくりについて問われると「何年も前からアニメをつくったらどうかと言われ続けてきた。アニメ以外で辰巳先生の世界を具現化するのは難しかったので、今回が最初で最後のアニメ」と説明し、次回作がホテルを描いた実写作品「イン・ザ・ルーム」であることを明かした。別所と加藤に「ぜひそろって私の作品に出てほしい」とラブコールを送ると、別所は「センセーショナルでエロティックな部分があり、人間の奥深さを描いてる。エリック・クー監督の作品を追いかけながら、俳優として出演できたら」と意欲をのぞかせていた。

また、6月に一般男性と結婚した加藤は、子作りについて質問され「夫婦間でも話すことはあるんですけれど、挙式がまだなのでひと段落終えてゆっくり考えようかと。貯金します」と明かしていた。

第27回東京国際映画祭は、31日まで開催。「TATSUMI マンガに革命を起こした男」は、11月15日から全国で公開。

(映画.com速報)

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