篠田麻里子、人工知能との恋愛アリ!「her 世界でひとつの彼女」をPR
2014年6月17日 16:04
[映画.com ニュース] タレントの篠田麻里子が6月17日、都内で行われた米映画「her 世界でひとつの彼女」の公開記念イベントに出席した。人間と人工知能OSとの恋愛を描いたスパイク・ジョーンズ監督の最新作。「こういう恋愛もアリだなと思う。常に自分の一番の理解者でいてくれるOSなら、恋愛対象になるかも」と興味津々だった。
離婚で傷心の日々を過ごす中年男性・セオドア(ホアキン・フェニックス)が、サマンサと名乗る人工知能の魅力的な声と発想にひかれ、“彼女”への思いを募らせる。スカーレット・ヨハンソンが、サマンサの声のみで出演。ジョーンズ監督が長編では初めて単独で脚本も手がけ、第86回アカデミー賞で脚本賞を受賞した。
篠田は「女子として、サマンサ側の気持ちで映画を見た」といい、「自分が人間じゃないという葛藤に切なさを感じた。OSは目には見えない存在で、ちょっとした遠距離恋愛のような感覚」と映画が描くラブストーリーを分析。以前からジョーンズ監督のファンだといい「ユニークな映像が大好き。今回は色合いもきれいで、言葉で説明しきれない部分を映像で描いていた」と語った。
「カップルはもちろん、恋愛に臆病になっている人にも見てほしい」と篠田。もしOSとデートに行くなら、「砂漠に行って、道案内してほしい。一緒に映画に行ってしまうと、(OSの)電源を切らないといけないから(笑)」と話していた。
「her 世界でひとつの彼女」は、6月28日から全国で公開。