超新星ユナク「東京ドームより緊張」 単独初主演作プレミアにファン2000人
2014年4月9日 15:45
[映画.com ニュース]韓国の人気グループ「超新星」のメンバー・ユナクが4月9日、都内で行われた主演作「無花果の森」(古厩智之監督)のプレミア上映会に出席した。ユナクが日本映画に単独主演するのは初めてで「今日は東京ドームより緊張しています」。計2回の上映に、ファン2000人が駆けつけるなか「今日はメンバーがいない分、来てくださったファンの皆さんを頼りにしたい」と呼びかけた。
芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した小池真理子氏の小説を原作に、日本でパパラッチとして働く韓国人留学生のヨンホ(ユナク)と、夫のDVから逃れ、老画家の住込み家政婦として生活する女性・泉の逃避行を描く。プレミア試写会には、泉を演じる女優・原田夏希も出席した。
ユナクは日本で活動する際、流ちょうな日本語を使っているが「やはり演技で話す日本語は難しいです。監督さんが長回しをする方だったので、心配もありました」と述懐。原田が「母国語ではない言葉で、演技するのは本当にすごい。ご一緒している間、ずっと尊敬しっ放しだった」とたたえると、「ありがとうございます。気まずいです……」と恥ずかしそうな表情を浮かべた。
劇中にはふたりのキスシーンもあるといい、ユナクは「ファンの皆さんのことも考えましたが、いろんな魅力をお見せしたくて(出演を)決めた作品。きっと皆さん、わかってくれると思う」と理解を求めたが、客席からは一斉に「エーー」の声があがった。
「無花果の森」は6月14日から全国で公開。