ピーター・ジャクソン監督、不明マレーシア機捜索にプライベートジェットを提供
2014年4月4日 11:45
[映画.com ニュース] ピーター・ジャクソン監督が、3月8日から消息を絶っているマレーシア航空370便の捜索活動に、自身が所有するプライベートジェット機を貸し出していることが明らかになった。ニュージーランド・ヘラルド紙が第一報を報じた。
370便はインド洋南部に墜落した可能性が高いと発表され、現在各国による機体の捜索が行われている。ジャクソン監督が所有するガルフストリームG650型機は、豪パースを拠点にしたオーストラリアの捜索隊に参加している模様だ。
なお、ジャクソン監督のスポークスマンは、「ピーターは、このようなことが報道されることを望んでいません。多くの軍用機・民間機が捜索に参加しており、未だ200人を超える乗員乗客が行方不明であるときに、単にひとりの有名人の飛行機が参加しているからといって話題になるのは残念なことです」とのコメントを出している。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、ジャクソン監督は2013年3月に同機を約8000万ドル(約83億円)で購入。自身の製作会社ウィングナットで所有し、チャーターサービス会社を通して貸し出しを受け付けているという。なお、今回のチャーター料の有無について、スポークスマンはコメントを控えるとしている。