岡村隆史、仕事をともにした女優を“妄想上の彼女”に

［映画.com ニュース］　「ナインティナイン」の岡村隆史が日本語吹き替え版で声優を務めた「LIFE!」が3月21日、沖縄・宜野湾で開催中の第6回沖縄国際映画祭で特別招待作品として上映された。舞台挨拶に立った岡村は、「正直こんなんでけへんって言ったんですが、とりあえず映画を見てみたら素敵な感じで、やってみようかなと思わせてくれる作品なんですよ」と独自の言い回しでアピールした。

主演の米俳優ベン・スティラーが、17日に約5年4カ月ぶり3度目の来日を果たしたばかり。ジャパンプレミアで初対面を果たした岡村は、「寺門ジモンさんみたい。すごくいい方でしたよ。控え室ではすぐにテキーラを飲んでいましたし」とスティラーの人柄を明かす。

声を務めたウォルターとリンクする部分については、「妄想癖、空想癖があるんですよ。僕もあるので、そこは似ていますね」と説明。さらに、「一緒に仕事した女優さんと付き合っていたという体で妄想することがあります。昔付き合っていたのに、知らないフリしているよ……とか思いながら仕事をすると楽しいんですよ」と語り、場内の失笑を誘っていた。

映画は世界的グラフ誌「LIFE」で働く不器用な男ウォルターが、最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気づき、人生を変える波乱万丈の旅に踏み出す壮大なヒューマンドラマ。

映画は、19日から全国で公開中。第6回沖縄国際映画祭は、24日まで。