XBoxがオリジナルのドキュメンタリー映画を配信
2014年1月6日 22:20
[映画.com ニュース] マイクロソフトの据え置き型ゲーム機XBoxが、オリジナルのドキュメンタリー映画を配信することになったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
アメリカでドキュメンタリー映画といえば、かつては米有料チャンネルHBOでのみ放送されていた。しかし近年では、米動画ストリーミングサービス最大手ネットフリックスがアカデミー賞候補作「The Square」を獲得したり、ニュース専門局CNNが映画配給会社CNN Filmsを立ち上げたりと、いまでは人気コンテンツになっている。
マイクロソフトは、4800万人のユーザーを誇るXBoxのオンラインサービス「XBox Live」向けの動画コンテンツの拡充を図っている。スティーブン・スピルバーグ監督による看板ゲームソフト「HALO」の実写ドラマ化がすでに発表されている。
そしてこのほど、XBoxエンタテインメント・スタジオは、タイトル未定の長編ドキュメンタリー映画の製作を発表。82年に発売されたアタリ2600向けテレビゲーム「E.T.」と、同作が引き起こしたゲーム市場崩壊を検証する内容で、「アベンジャーズ」の脚本を執筆したザック・ペンが監督を務めることになるという。