大倉孝二、元恋人と再会するも「1万円ちょうだい」と言われる
2013年10月1日 13:00
[映画.com ニュース] 俳優の大倉孝二が9月30日、東京・月島のブロードメディア試写室で行われた「陽だまりの彼女」の女性限定試写会に出席。三木孝浩監督、共演の北村匠海、塩見三省とともにトークに花を咲かせた。
松本潤、上野樹里の初共演で、「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」として話題を呼んだ、越谷オサム氏のベストセラー小説を映画化。10年ぶりに再会した男女の恋愛模様を、ヒロインの不思議な秘密を織り交ぜながら描く。
大倉は、松本扮する主人公・浩介が勤務する会社の先輩を演じているが「(セリフを)噛みがちで、松本くんに『ちゃんとやってください』って突っ込まれる。OKテイクは、ちゃんとセリフを言わなきゃと思ったから、勢いがちょっと失われている(笑)」。松本とは初共演ながら、「何の違和感もなくやらせてもらった。ゆるぎない居方というか、受け止めてもらった」と信頼を置いた。
過去の恋愛について話がおよぶと「昔付き合っていた女の子に街でばったり会ったら、『1万円ちょうだい』と言われた」と苦笑い。さらに、初恋の思い出を問われると「女の子と暮らしていたことがあったけど、演技をやっていて貧乏だった。ひもじかったり、情けない思いをして、その子に何もしてあげられなかった。1個しかないカップラーメンを食べちゃって、申し訳なかった」と会場の笑いを誘った。
中学生時代の浩介役に起用された北村は、松本に「本当に格好いいし、演技もできるし、僕にないものをたくさん持っている」と尊敬の念を明かし、「うらやましけれど、そこから奪えるものは奪おうと思った」と目を輝かせていた。
「陽だまりの彼女」は、10月12日から全国で公開。