【国内映画ランキング】「風立ちぬ」、余裕のV2。「終戦のエンペラー」が4位発進
2013年7月30日 20:30
[映画.com ニュース]7月27~28日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。全国各地で天候の不安定な日が続くが、映画の世界ではスタジオ・ジブリの「風立ちぬ」が、安定したパフォーマンスで市場を牽引している。
その「風立ちぬ」、2週目の週末は、動員60万8096人、興収8億1085万8400円。これは前週(公開週)対比で84%の興収で、9日間の累計ではすでに動員220万人、興収28億円に達している。とは言え先はまだまだ長い。興収100億円超えに向け、第1コーナーを曲がったところだ。
2位「モンスターズ・ユニバーシティ」も相変わらず好調だ。こちらも前週からの落ちは15%程度と粘り強く、累計興収は46億円を超えている。
3位「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速(しんそく)のゲノセクト ミュウツー覚醒」は、ここまでの動員が140万4524人、興収は14億6209万0650円。極めて安定した興行となっている。
4位には「終戦のエンペラー」が初登場でランクインした。オープニング2日間の成績は、動員15万7964人、興収1億8316万6700円。301スクリーンでの数字だ。客単価は1159円と、シニアの支持を集めているのが見て取れる。興収10億円以上は確実で、最終的に15億円付近まで行けるのではないか。
新作はもう1本、8位に「劇場版トリコ 美食神の超食宝(スペシャルメニュー)」がランクインしている。オープニング2日間は、全国179スクリーンで動員4万8720人、興収5536万1400円という成績。少年ジャンプ銘柄で、東映の配給だ。