“熱い男”福士蒼汰、ファンの大歓声に「うれしいと同時にドキドキ」

2013年7月14日 21:12

［映画.com ニュース］　福士蒼汰主演の青春映画「江ノ島プリズム」の完成披露試写会が7月14日、都内の劇場で行われ、福士をはじめ、共演の野村周平、未来穂香、吉田康弘監督が舞台挨拶に立った。会場は「あまちゃん」「スターマン」などへの出演で人気急上昇中の福士のファンで埋めつくされ、福士は「初めてお客さんに見てもらうので、うれしいと同時にドキドキ。そんなに映画が面白くなかったとしても、Twitterに面白かった、福士蒼汰かっこよかった、野村周平かっこよかった、未来穂香かわいかった、監督すごいラフだった、みたいなことを書いて宣伝してくれるとうれしい」と呼びかけ、黄色い歓声に包まれていた。

神奈川・江ノ島を舞台に、過去へのタイムトラベルに成功した修太（福士）が、幼なじみの朔（野村）とミチル（本田翼）の運命を変えようと奔走する姿を、瑞々しいタッチで描く青春ファンタジー。福士は、「修太は等身大。おバカで抜けているところもあるけど、一直線で幼なじみのためだったら何でもする熱い男の子」と役どころを説明。野村は、「僕は修太に助けられる方。福士君は役にも映画にも一生懸命な方で、熱い人だなって感じ。あと身長高いなって（笑）」とせん望の眼差し。福士も、「野村君は真面目なのかなと思ってたけど、実際はとてもラフで現場を盛り上げてくれるムードメイカー」と仲の良さをうかがわせた。

今日子役の未来は、「私の役は修太としか関わりのない、謎が多い女の子。福士さんはシャイな方だと思ってたけど、緊張をほぐすように優しく接してくれて男らしい方なんだなって思った」と福士の“男気”に全幅の信頼。吉田監督も、「旬な役者の皆さんが気持ちよく演じてくれ、アドリブや“素”の魅力も満載。昔懐かし王道の青春映画、どっぷりと世界観に浸ってほしい」と語りかけた。最後に福士は、「ラストシーンの結末が予想できない。どう捉えるかは皆さん次第。友情を越えた愛情の作品」と胸を張った。

「江ノ島プリズム」は8月10日から公開。