ケイシー・アフレック、ボストン絞殺魔事件を描く新作スリラーを製作

写真：Tsuni/Gamma-USA/アフロ

［映画.com ニュース］　米ワーナー・ブラザースが、俳優ケイシー・アフレックと脚本家チャック・マクリーンが組む新作スリラー「ボストン・ストラングラー（Boston Strangler」を製作することが分かった。

1960年代に米ボストンを震撼させた連続絞殺事件を描く作品。これまで何度も映画化されているこの事件は、10代から80代までの13人の女性が被害に遭い、いずれの死体も全裸で手足が大きく広げられ、首には紐やストッキングが蝶結びにされた状態で発見された。警察の捜査で、性犯罪常習者のアルバート・デサルボが別の強姦事件で逮捕、有罪判決を受け、絞殺事件も自白したが、実は複数いるかもしれない真犯人らに“ハメられた”という説もある。

米Deadlineによれば、新作「ボストン・ストラングラー」はアフレックが製作総指揮を務めるほか、犯人を追いつめる刑事役のひとりとして出演する。アフレックとマクリーンはともにボストン育ちで、マクリーンはボストンを舞台に執筆した「Bridges on the Fort Point Channel（原題）」が昨年、ブラックリスト（製作前の優秀脚本リスト）入りしている。