米国人監督によるミシュラン3つ星すし職人ドキュメンタリー「二郎は鮨の夢を見る」予告公開
2012年11月26日 13:30
[映画.com ニュース] 5年連続でミシュラン3つ星に輝いた東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」の店主、小野二郎氏の仕事に密着した米国人監督デビッド・ゲルブのドキュメンタリー「二郎は鮨の夢を見る」予告編が公開された。
大正14年(1925年)生まれで現在も現役のすし職人として、店を切り盛りする小野氏の「すきやばし次郎」は、世界のセレブも訪れる名店として知られ、そのすしに感銘を受けたゲイブ監督が、3カ月にわたり小野氏に密着。小野氏が真摯(しんし)に仕事に向き合う姿、そして父を超えようと切磋琢磨する2人の息子との師弟関係などを映した。アメリカで日本の文化を映したドキュメンタリー作としては異例のロングラン上映を記録した。
予告編は、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲に乗せ、“国宝級”と評される二郎氏の手から握られたすしが次々と供される様子をはじめ、市場での魚の買い付け、海苔をあぶったり、卵を焼いたりという開店前の準備などをいくつものカットで映し出し、アートフィルムの様な仕上がりとなっている。
「二郎は鮨の夢を見る」は2013年2月2日全国で公開。