木村カエラ、T・バートン監督「フランケンウィニー」のインスパイア曲を制作
2012年11月5日 05:00
[映画.com ニュース] 歌手の木村カエラが、ティム・バートン監督の最新アニメ「フランケンウィニー」のインスパイアソング「WONDER Volt」を制作したことがわかった。同楽曲は、あわせて公開された木村が出演するテレビスポットで聞くことができる。
バートン監督が1984年に発表した短編作品を、自ら長編ストップモーションアニメとしてリメイクした3Dモノクロアニメ。科学オタクの少年ビクターが、愛犬スパーキーの死を受け入れられずに、禁断の実験でよみがえらせてしまったことから巻き起こる騒動を描く。
バートン監督の大ファンだという木村は、劇中に登場する“フラン犬”スパーキーをイメージし、完全オリジナルとして同楽曲を制作。「ドンピカリガッシャン」という独特の言葉で、スパーキーの奇妙な愛らしさとビクターのスパーキーへの愛情を表現した。木村は「ちょっと辛いことや嫌なことがあったりしても、きちんと自分自身と向き合えば向き合うほど、希望というものが孤独のとなりに必ずあるのだなと、今回映画を見て改めて感じました。私はそれを歌で届けたい」と思いを込めた。
同楽曲は、12月5日に発売される今作の日本版インスパイアアルバム「フランケンウィニー・アンリーシュド!」、19日発売の木村の最新アルバム「Sync」に収録される。
「フランケンウィニー」は、12月15日から全国で公開。