冨永愛、21歳の“シンデレラ”に刺激　あきらめない気持ちを伝授

［映画.com ニュース］ ウォルト・ディズニーの名作「シンデレラ」のダイヤモンド・コレクションと称したブルーレイ発売を記念し、公募された“21世紀のシンデレラ”発表イベントが10月22日、都内で行われ、スペシャルゲストとしてモデルの冨永愛が出席した。

ダイヤモンド・コレクションの発売を記念して、世界的シューズデザイナー、クリスチャン・ルブタンの手による世界で20足限定の貴重な“シンデレラ・シューズ”を、21世紀のシンデレラにプレゼントするという今回のキャンペーン。約1000人の応募者から厳正なる審査が行われ、慶応大学に在学する21歳の南早紀さんが栄誉に輝いた。

冨永にエスコートされた南さんは、水色のドレス姿で登場。グランプリ受賞について「まさか選ばれるとは思ってなかったので…うれしいです」と緊張気味に喜びを語った。夢を追う女性を対象にした今回のキャンペーンだが、南さんの夢は幼少期から続けてきたバレエ。「バレリーナを夢見て小さい頃から練習してきました。年齢的にあと2年ほどでプロになれるかどうかが決まるので、日々の練習とセルフケアを怠らずに頑張りたいです」と力強く話した。

冨永は、夢を実現した人生の先輩として「私の場合はあきらめなかったことが一番大きい。目標に向かって走り続けました。モデルという仕事、表現することが大好きなんだという気持ちを忘れずにいました」と自らの経験を明かし、「夢のために頑張ってほしいです」とエールを送った。

今回、ルブタン氏によってデザインされたシューズはヒールが12センチでスワロフスキーの装飾が散りばめられており、シンデレラが“自由”を手にすることをイメージして蝶の模様が施されている。“魔法の靴”に足を通した南は「こんなきれいな靴は初めて。ヒールが高いけど履き心地がいいです」と満面の笑みを浮かべていた。

イベント後、改めて報道陣の取材に応じた冨永は「夢を持っている方は輝いていますね」と南さんの存在に刺激を受けた様子。それでも、いまは「1か月くらいお休みがほしい（笑）」と小さな夢を明かした。さらに、「何もないところに素敵な人と行きたい」とボソリ。忘れたいことでもあるのか？　というツッコミには、「そんなにはもうないかな？」と苦笑いを浮かべていた。

「シンデレラ ダイヤモンド・コレクション」ブルーレイは、10月24日発売。