CNNがドキュメンタリー映画部門を新設
2012年10月9日 22:30
[映画.com ニュース] 米ニュース専門テレビ局CNNが、新たにドキュメンタリー映画を専門に扱う新部門「CNNフィルムズ」を設立したと発表した。
CNNフィルムズでは、長編ドキュメンタリーの調達と製作に従事し、CNNおよびCNNインターナショナルでの放送に加え、劇場配給も手がけていくという。
第1弾作品には、「Girl Rising」(リチャード・ロビンズ監督)が決定。学校に行けない少女たちに教育の機会を、というグローバルキャンペーンのきっかけになった作品で、困難に立ち向かい、夢を実現していく世界各地の少女たちの姿が描かれる。メリル・ストリープやアン・ハサウェイらがナレーションを担当している。2013年春にプレミア放送予定。
またCNNフィルムズは、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したアレックス・ギブニー監督(「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」)とアンドリュー・ロッシ監督とも契約を締結。両者ともに、CNN用オリジナル長編ドキュメンタリーの企画開発に携わることになるという。