“結婚しない”天海祐希、理想は別居婚? 菅野美穂と結婚談義
2012年10月4日 14:00
[映画.com ニュース] フジテレビの新ドラマ「結婚しない」に出演する菅野美穂、天海祐希、玉木宏の3人が10月4日、東京・大崎の立正大学で行われた“恋愛学”特別講義にサプライズ登壇し、学生400人を前に結婚や恋愛について持論を展開した。
結婚したくてもできない30代女性を演じた菅野は、「うちの両親は中学2年生のときに出会って、30歳で結婚した。そんな風に長く一緒にいられる結婚が理想。私自身はもう35歳になってしまいましたが……」と思わず苦笑い。かたや天海は「この歳になると結婚なんて、どうでもいいと思えてくる。あえて婚活もしていません!」と堂々宣言。それでも「誰かとずっと一緒にいるのは無理なので、例えば向かい合ったマンションに暮らすとか、別居する形ならいいかな」と理想の結婚を語った。
さまざまな理由で“結婚しない”女性たちのライフスタイルを等身大に描くドラマ。結婚した妹が同居を始め、実家に居づらくなった未婚の主人公・千春(菅野)は、偶然出会った有名造園プランナーで同じく未婚の春子(天海)の家に転がり込む。菅野と天海が共演するのは今回が初めてで「自分以上に、自分じゃないかと思える役柄。天海さんとのかけ合いも楽しんでいる」(菅野)、「撮影はすごく楽しく進んでおります」(天海)と早くも手ごたえは十分のようだ。
一方、夢を追いかけフリーター生活を続ける“結婚できない”男を演じる玉木は、「リアルな登場人物と言葉がつまったドラマ。どの世代の方にも共感してもらえる内容だと思う」とアピールした。学生から「好きな異性を振り向かせる方法は?」と質問が飛ぶと、菅野は「それを知っていたら、今ひとりじゃない!」と自虐的。天海は「こっちが頑張らないと振り向いてくれない相手なんて、どうでもいい。『そのままでいいよ』って言ってくれる人がいい。なかなかそういう人はいないですけど……」と達観しながら、遠く見つめていた。
「結婚しない」は10月11日午後10時からフジテレビ系列で放送(初回15分拡大)。