川島海荷、復活「キョンシー」を退治するアイドル道士に

(C)2012「好好！キョンシーガール」製作委員会

［映画.com ニュース］　女優のほかガールズユニット「9nine」のメンバーとしても活動する川島海荷が、1980年代に日本でブームを巻き起こした中国の妖怪キョンシーと戦うドラマ「好好（ハオハオ）！キョンシーガール　～東京電視台戦記～」に主演することが決定。本作のため7年ぶりに前髪を切ってヘアチェンジし、カンフーアクションにも挑む川島は「平成のキョンシーブーム目指して頑張ります！」と意気込む。

同作は、女優やアイドル、プライベートでは大学生と多忙な日々を送る川島が本人役で主演。ひょんなことから400年にわたり封印されていた101匹の極悪キョンシーが解放されてしまい、川島は芸能活動のかたわら、道士としてキョンシーとの戦いに身を投じていく。

1985年の香港映画「霊幻道士」をきっかけに当時の日本でブームになったキョンシーだが、今春からテレビ東京の子ども向けバラエティ番組「ピラメキーノ」内でキョンシーを扱ったミニドラマが放送され、80年代のブームを知らない子どもたちにも流行しつつあるという。94年生まれの川島も当時を知らない世代だが、笑える要素も多く盛り込まれた台本を読み、「キョンシーを知らなかった私でも楽しんで読めたので、気軽に見てもらえるドラマになると思いました」と話す。

8月20日のクランクインに向け、現在はキックやパンチ、回し蹴り、中国拳法、殺陣などのアクションを練習中だといい「瞬発力がないみたいで、速い動きが苦手かも」と自己分析する川島。クランクイン前日の19日には、日比谷野外音楽堂で「9nine」の単独ライブ「野音の9nine」が控えており、そのリハーサルもあって「毎日筋肉痛です。カッチカチになりそう（笑）」と苦労を明かす。しかし、7年ぶりに髪型を変え「前髪を切るのは、かなりドキドキして何度も悩みましたが、思い切ってイメチェンしました。より若く見えるのですが、この髪型（クマさんヘアー）を武器に戦いたいと思います！」と気合十分だ。

ドラマには「9nine」のメンバー、佐武宇綺、村田寛奈、吉井香奈恵、西脇彩華も本人役で出演。メンバーには道士であることは秘密という設定で、そのことから生まれるメンバー間のドラマにも注目が集まる。

テレビ東京系で10月12日深夜0時52分から放送開始。全11回。