大島優子、本物のツキノワグマにメロメロ「本当にかわいい」

［映画.com ニュース］　ディズニー／ピクサーの最新作「メリダとおそろしの森」が7月21日、全国590スクリーンで封切られ、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で初日舞台挨拶が行われた。日本語吹き替え版で主人公メリダを演じる人気アイドルグループ「AKB48」の大島優子が登壇。森の魔法によって、母親と三つ子の弟がクマに変身してしまう設定にちなみ、生後6カ月になるオスのツキノワグマが登場すると、「本当かわいいですねえ。こんにちは」と声をかけメロメロだった。

映画は中世スコットランドを舞台に、自由奔放な王女メリダが、愛する家族や王国を脅かすピンチに立ち向かう冒険ファンタジー。お気に入りのキャラクターは、三つ子の弟だといい「見ているとホッとする。あんな弟がほしいですね。それにメリダが、そっくりな3人をちゃんと見分けていてすごい」。作品のテーマは「家族のきずな」だと力説し、「家族は近い存在だけに、愛情がわかりづらいもの。もっともっと時間を共有し、理解し合うべきだなって」とニッコリ。公開を前に、離れて暮らす実母が遊びに来たといい「一緒に自転車で都内を走り回ったんですよ」と親子エピソードも明かした。

人間の女性が主人公になるのは、ピクサー作品では初めてのこと。「メリダは大好きなキャラクターだし、演じることができて誇らしい。私自身も自分で運命を切り開くことを教えられた。とても背中を押されましたね」とアピールした。