貞子とスパイダーマンが並んでポーズ！　日米9ヒーローが異例の大集合

［映画.com ニュース］　日米の映画会社の垣根を越えて、各社が協力して夏の興行シーズンに向けて話題作を紹介する「夏は映画だ！キャンペーン」を実施。そのキックオフイベントとして6月30日、東京・有楽町マリオンの大時計下広場に、スパイダーマン、ナルト、仮面ライダーフォーゼ、レッドバスター、アイアンマンら日米の人気キャラクターが集結した。

これまでにも各映画会社で構成される「映画館に行こう！」実行委員会では、「夫婦50割引」や「高校生友情プライス」などのキャンペーンを行なってきたが、今回は6月30日以降に公開となる作品のPRキャンペーンを実施。計57本を一挙に紹介する公式パンフレットを作り、映画館や隣接するショッピングセンター、書店やレンタルビデオ店で無料配布する。こちらのパンフレットにはポップコーン無料クーポン券（7月20日以降引換有効）が特典としてついており、計210万部が配られる予定となっている。

この日は計9名のキャラクターが登場。「アメイジング・スパイダーマン」のスパイダーマンに、世界的大ヒットを記録している「アベンジャーズ」からはアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの3人が来場。日本生まれのヒーローでは「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ！＆特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エネタワーを守れ！」の仮面ライダーフォーゼとレッドバスター、アニメからは「ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-」のナルト、そして「Another アナザー」に登場する謎の眼帯少女・メイ、さらには“Jホラーの申し子”であり大ヒット中の「貞子3D」の貞子も駆けつけた。

通常は権利などの問題もあり、他作品、異なる社のキャラクターたちが一堂に会する機会はまずないが、夏の到来を前に国境を越えて一致団結。街行く人々にパンフレットを配った。子どもたちは仮面ライダーフォーゼ、レッドバスターなどなじみの深いヒーローに群がったが、怖がられつつも貞子は高い人気ぶりを発揮。子どもに抱きついたり、記念撮影に応じたりと気さくな一面（？）をのぞかせていた。また、スパイダーマンと貞子のツーショットなど、貴重な組み合わせに人々はカメラを向けていた。

「夏は映画だ！キャンペーン」では7月19日までパンフレットを配布。ポップコーンの引換券は7月21日から8月31日まで有効。