イーサン・ホーク＆ジュリー・デルピー「ビフォア・サンセット」続編は今夏撮影

写真：Album/アフロ

［映画.com ニュース］　イーサン・ホークが、「恋人までの距離（ディスタンス）」（1995）、「ビフォア・サンセット」（04）に続くシリーズ3作目について、今夏クランクインすると語った。

リチャード・リンクレイターが監督、ホークとジュリー・デルピーが主演し、多くのファンを獲得した大人向けの恋愛映画。1作目はアメリカ人青年ジェシー（ホーク）とフランス人女性セリーヌ（デルピー）が列車の中で偶然出会い、ウィーンを舞台に一夜だけの限られた時間のなかで、急速にひかれあう様子を描いた。2作目は9年後、結婚し作家になったジェシーが、セリーヌとのロマンスを執筆した本のプロモーションでパリを訪れ、2人が再会を果たす。リンクレイター監督と、ホーク、デルピーは2作目の脚本を共同で手がけ、アカデミー賞脚色賞にノミネートされた。

04年の時点で、監督＆主演2人は9年後に再び続編を製作する構想を話していたが、このほどホークが米Indiewireのインタビューで、第3弾を今夏に撮影すると語った。内容については口止めされているようだが、「前作との最も大きな違いはインターネットだ」とヒントを明かしている。

「ビフォア・サンセット」の後、デルピーは自身が監督・脚本・主演を務めるロマンチックコメディ「パリ、恋人たちの2日間」（07）を発表しており、今年はその続編「2 Days in New York（原題）」が公開されている。