緊迫感MAX!たけしVS西田敏行、怒号の応酬映像に釘付け
2012年5月18日 05:00

[映画.com ニュース] 北野武監督の最新作「アウトレイジ ビヨンド」の“怒号メイキング映像”と銘打った特別映像が5月18日、公開された。主人公・大友(ビートたけし)が、関西最大勢力の花菱会若頭・西野(西田敏行)、幹部・中田(塩見三省)と怒号の応酬を繰り広げる緊張感みなぎるシーンで、片時も目を離すことができない。
北野監督の16作目となる今作はストーリーの詳細が明かされていないが、前作「アウトレイジ」で命を落としたと思われた主人公・大友は生きており、巨大化した暴力団の壊滅を目論む警察組織によって突如出所を告げられる……というシーンがあることは判明している。
“怒号メイキング映像”では、たけし、西田、塩見の3人が、額の血管が浮き出るほどの熱演を見せている。「おい大友、いま何て言うた? なんやこら、なめてんのかボケ!」「なめてねえよ、バカヤロウ! そっちがその気がねえんなら時間のムダだっつってんだよ、このやろう!」。前後の脈絡が不明であるだけに、その後の展開にも大きな注目が集まる。
撮影中の今作は、5月16日(現地時間)に開幕した第65回カンヌ映画祭でプリセールスを開始した。前作はアメリカ、フランス、韓国などで上映されたが、森昌行プロデューサーによれば「既に国外の映画関係者から製作進行状況についての問い合わせをいただいております。話題性を含め、注目度はかなり高いので、前作を超えるセールスを期待しております」とコメントを寄せている。
また、今作に出演する加瀬亮が、出演作「Like Someone In Love」(アッバス・キアロスタミ監督)のコンペティション部門選出により、撮影の合間をぬって渡仏することも決定。加瀬は、「北野武監督の最新作撮影中での参加となりますが、この映画についても多くの方に広めてこられたらと思います」と意欲をのぞかせている。
「アウトレイジ ビヨンド」は、10月6日から全国200館以上で公開。
(C)2012「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
「君の声を聴かせて」あらすじ・概要・評論まとめ ~思いを伝える上で大切なもの、失われつつあるものを浮かび上がらせていく~【おすすめの注目映画】
2025年10月2日 08:30
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ