バーブラ・ストライサンド主演でトニー賞ミュージカル「ジプシー」をリメイク
2012年3月15日 11:40
[映画.com ニュース] 伝説のストリッパー、ジプシー・ローズ・リーの自伝をもとにした、作詞家ステファン・ソンドハイム&脚本家アーサー・ローレンツによるトニー賞受賞ミュージカル「ジプシー」を映画化する企画に、バーブラ・ストライサンドが主演することが決定した。
1959年にブロードウェイで初演された同作は、ステージママのローズが娘2人をスターにしようと躍起になるが、母の希望に反して娘の1人は駆け落ちし、もう1人の娘ルイーズはストリップダンサー“ジプシー・ローズ・リー”として成功を収める、ショービジネスの内幕と母娘の葛藤を描いた物語。62年にナタリー・ウッド主演で映画化されたほか、93年にはベット・ミドラー主演でテレビ映画も製作され、4度のリバイバル公演も行われている。
米Deadlineによれば、ストライサンドは今回のリメイク版で母親ローズ役を演じるとのこと。米ユニバーサル・ピクチャーズが製作、ストライサンドとジョエル・シルバーがプロデュースを手がけ、「ゴスフォード・パーク」のオスカー脚本家ジュリアン・フェロウズがペンを執る。
ストライサンドはこれまで、アカデミー賞、トニー賞、エミー賞、グラミー賞、ゴールデン・グローブ賞を受賞したアメリカを代表するトップエンターテイナーとして知られる。ミュージカル映画への出演は、ストライサンドが監督・製作・共同脚本・主演を担った1983年の「愛のイエントル」以来となる。