破産申請中のコダック、劇場の名称削除を希望
2012年2月5日 12:00
[映画.com ニュース] アメリカ連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したコダックが、アカデミー賞授賞式の会場であるコダック・シアターからの除名を求めていると、ロイターが報じた。
コダックは約10年前、同劇場を所有するCIMグループと、ネーミングライツ料として7400万ドルを支払う契約を締結。しかし、再建を図る同社は債権者への支払いを優先するため、毎年400万ドルといわれるネーミングライツの支払義務の破棄を求めている。
関係者によれば、CIMグループのもとにはすでに数社がネーミングライツに関する問い合わせが入って入るといい、近いうちに別企業の名前が同劇場につくことになりそうだ。