ジャン=ピエール・ジュネ監督が初の3D映画製作
2012年1月4日 09:00
[映画.com ニュース] 「アメリ」「ミックマック」で知られるフランスの鬼才ジャン=ピエール・ジュネ監督が、アメリカの作家ライフ・ラーセンの小説「T・S・スピヴェット君 傑作集」を3D映画化することがわかった。
モンタナに住む12歳の地図製作の天才少年が、身に覚えのない賞を受賞したとの知らせを受け取り、ワシントンに向けてひとり貨物列車に飛び乗りアメリカ大陸を旅する冒険物語。映画化不可能と言われていたが、ジュネ監督が長年タッグを組んでいるギョーム・ローランが共同脚本を手掛ける。
allocineによると、ジュネ監督は作者に連絡を取った際に「一緒に映画を作りたい監督が5人いると言われた。それはデビッド・フィンチャー、ウェス・アンダーソン、ティム・バートン、ミシェル・ゴンドリー、そして私。最初にコンタクトを取ったのが私で、それ以来、休まずに仕事を続けているんだ」と明かしている。
ジュネ監督にとって「エイリアン4」(1997)以来の英語劇で、来春にカナダで撮影開始、公開は2013年の予定。