音楽レーベルが「50/50」のタイトル変更を求めて提訴
2011年11月21日 14:43
[映画.com ニュース] ガン闘病を描く異色のコメディ映画「50/50 フィフティ・フィフティ」のタイトルが登録商標の侵害であるとして、音楽レーベルが訴訟を起こしたと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。フロリダを拠点にするイーストランド・ミュージック・グループは、50/50というタイトルを同社の娯楽サービスや製品名として使用しているという。
今後、映画「50/50 フィフティ・フィフティ」のDVDやCDが市場に出回れば、同社のブランドが傷つけられるため、米配給を手がけるライオンズゲートや製作スタジオのサミット・エンターテイメント、製作会社のマンデイト・ピクチャーズにタイトル変更を求めている。
ただし、同ブランドは50/50ではなくPhifty-50と表記しており、自社サイトphifty-50.comでは50/50というロゴを表示しているものの、2006年のスクリーンショットには存在しないため、近年、付け足された可能性がある。また、同社はPhifty-50に関しては商標登録をしているが、50/50は未登録。それでも、長期間使用しているため、知的財産として主張する構えだ。