サプライズ熱唱の中川翔子、キスシーンは「歯磨きしすぎて血が出た」
2010年10月2日 16:21
[映画.com ニュース] “しょこたん”こと中川翔子が初主演したドラマ「恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない」が、ファンからの要望を受けて2週間限定で劇場公開。初日となる10月2日、中川が東京・新宿バルト9で舞台挨拶に登場した。
中川のシングル「千の言葉と二人の秘密」をモチーフに、人と接することが苦手な図書館司書の泉(中川)と、明るく活発な青年ネル(鈴木裕樹)の恋が描かれる。「月とキャベツ」「はつ恋」などで知られる篠原哲雄監督がメガホンをとった。
初めて主演を務めた中川は、セリフを覚えるのに苦労したようで「赤いマーカーを緑の下敷きで隠すチェックシートを買いました」と告白。だが撮影が進むうち自然と役に入り込み、重要なシーンでは「セリフを覚えるのではなく、『いま心から言いたい』という気持ちになりました」と手応えを感じたようだ。
キスシーンにも挑戦したが、「歯を磨きすぎて血が出ちゃいました。フリスクも1箱なくなった」と述懐。「でも泉さんが強くなろうと決意し、殻を破った瞬間。そこで自分の歌がかかる。人生の中でも大スペクタクル・ロマンでした!」と大満足の様子だった。
その後、篠原監督からの「いつか長編映画を作りましょう」というメッセージが伝えられると、「初めてブログが書けなくなり、ご飯が食べられなくなった。そのくらい大きな体験。監督にそんなお言葉をいただけてうれしい」と感激しきり。舞台挨拶が終わると、劇場内チケットカウンター上のバルコニーにサプライズで登場し、主題歌を熱唱。集まったファンや偶然居合わせた一般客を沸かせた。