メリル・ストリープ&ジュリア・ロバーツが母娘役で初共演
2010年10月1日 15:58
[映画.com ニュース] メリル・ストリープとジュリア・ロバーツが、ピュリッツァー賞とトニー賞を受賞した戯曲「オーガスト:オーセイジ・カウンティ(August: Osage County)」の映画化企画で、初共演を果たすことになった。
米Deadline Hollywoodによれば、ストリープとロバーツはすでに出演に合意しており、契約に向けて調整中。原作者である劇作家トレイシー・レッツが映画版の脚本も手がける。アメリカ南部のワーキングクラスの一家を舞台に、薬物中毒の母親バイオレット(ストリープ)と、支配欲の強い長女バーバラ(ロバーツ)、さらにふたりの妹たちの確執を描くダークコメディだ。
舞台版のプロデュースにもかかわったハーベイ・ワインスタイン率いるワインスタイン・カンパニーの製作で、来夏のクランクインを予定。メガホンをとるのは、「ER」「ザ・ホワイトハウス」のプロデューサー、脚本家として知られるジョン・ウェルズ。同社が今秋配給する「ザ・カンパニー・メン(原題)」で映画監督デビューを果たしている。
なお、08年度トニー賞作品賞に輝いたブロードウェイ版では、バイオレット役をディアナ・デュナガン、バーバラ役をエイミー・モートンが演じた。