U2ボノ、せき髄手術後の経過は良好
2010年6月11日 11:22
[映画.com ニュース] 世界ツアー「360度」の北米公演を延期し、5月下旬にせき髄の緊急手術を受けたU2のリードボーカル、ボノだが、術後の経過は良好で、早くも自力で歩行しているという。
5月10日に50歳になったばかりのボノは、リハーサル中に背中を負傷し、ドイツ・ミュンヘンの病院で手術を受けた。英デイリー・ミラー紙によれば、退院後のボノはこのほど、南仏コートダジュール近くの村に所有する豪華なビラで療養中のところを見かけられたが、車を運転してランチに出かけたり、友人に会いに行ったりしているという。
当初は下肢に部分的な麻ひが残ることも心配されたが、担当医は術後の回復力を絶賛し、2カ月ほどのリハビリで、再びステージに立つ準備ができるだろうと語っている。
U2のギタリスト、ジ・エッジは同バンドのホームページ上で「当初は、彼にとってここ何10年かでいちばんの休暇になるだろうとジョークを飛ばしていたんだけど、最近は、ズルせずにリハビリを行っているか心配しているよ。急ぎたがるのが彼の性格だからね」とコメントを発表。順調に推移すればボノを含むメンバーは、ツアー再開に向けて8月にもリハーサルを再開する予定だ。