トム・クルーズ、出世作「卒業白書」を自らパロディ
2010年6月4日 11:28
[映画.com ニュース] トム・クルーズが、MTVムービー・アワード2010のCMに出演し、ブレイクのきっかけとなった主演作「卒業白書」(1982)の有名なワンシーンを、自らパロディでリメイクしている。
「卒業白書」と言えば、クルーズが下着姿でボブ・シーガーの「オールドタイム・ロックンロール」を歌い踊るシーンが印象的。CMでは、同シーンとまったく同じセットに、現在のクルーズがカツラをかぶった若づくりな姿で登場し、パンツをはいたまま熱演。そこに、やはりクルーズが演じるツルツルのカツラをかぶった監督(クルーズが2008年の「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」で演じたキャラクター)が「カット!!」とさえぎり登場する。そして、「これはティーンのための映画だ!」と叫んでパンツを脱がせると、今度は本物の当時のシーンが流れるという趣向になっている。
また同CMの別の2バージョンでは、クルーズと「トワイライト」シリーズのロバート・パティンソン、テイラー・ロートナーが共演。すべてのバージョンは、同アワードの米ウェブサイトで視聴できる。MTVムービー・アワード2010は、6月6日に開催される。