小栗旬一行、羽田で2時間40分足止め

2010年2月25日 16:11

［映画.com ニュース］　ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010に出席する小栗旬が2月25日、東京・羽田空港で約2時間40分にわたり足止めされるハプニングに見舞われた。

この日、羽田空港周辺で濃霧が発生し、午前7時ごろから115便が欠航。小栗は、自らメガホンをとった「シュアリー・サムデイ」が同映画祭の招待作品部門オープニング作品の上映に際し、オープニングセレモニーや舞台挨拶に出席するために主演の小出恵介や小西真奈美ら8人で夕張に向かう途中だった。

小栗らは午前10時発ANA59便で北上する予定だったが、結局、離陸したのは午後13時近く。当初予定されていた夕張駅での花束贈呈イベントは中止になった。駅前で待ち構えていた女子大学生2人は、「根室から来たのに……。明日は授業があって帰らないといけないのに」と諦めきれない様子でしょんぼり。また、開会式が行われる夕張市・アディーレ会館ゆうばりには、ファン約100人（午後3時段階）が行列を作った。先頭に陣取った南幌在住の親子4人は、午前9時30分から並んでいるそうで「小栗さんの大ファンなんです。早く会いたい」と待ちきれない様子だった。

関係者を含め約100人を急襲したハプニングだが、小栗らは午後3時30分過ぎに新千歳空港に到着。当初の予定よりも約4時間遅れてバスで夕張入りし、オープニングセレモニーに臨む予定だ。なお、夕張駅前での出迎えイベントが中止になったのは、同映画祭史上初めてのことだ。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭は、3月1日まで開催。