スティーブン・スピルバーグ監督が米版ジェームズ・ボンドを映画化
2009年8月3日 12:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督が、スウェーデン生まれのアメリカ人ミステリー作家ドナルド・ハミルトンが生み出した、アメリカのスパイ、マット・ヘルムを主人公としたスパイアクションを映画化することになった、と米バラエティ誌が伝えた。
同誌によれば、映画は長年にわたって彼の映画スタジオ、ドリームワークスによって企画開発されてきたもので、このほど、彼の以前のパートナーだったパラマウント・ピクチャーズが映画化権を取得したという。
スピルバーグは監督するかどうか不明だが、プロデュースは行う見込み。「クイズ・ショウ」(94)と「フェイク」(97)で2度アカデミー脚本賞候補になり、人気TVシリーズ「Dr.HOUSE」のプロデューサーとしても知られるポール・アタナシオが先週から脚本のリライト作業に入ったという。
マット・ヘルムは、アメリカの架空スパイ組織「M機関」に属し、27作もの長編小説に登場するスパイ。1960年代には「アメリカのジェームズ・ボンド」として人気を博し、ディーン・マーティン主演で、「サイレンサー/沈黙部隊」「同/殺人部隊」「同/待伏部隊」「同/破壊部隊」(66~68)として映画化され、4作目「破壊部隊」では武術コーディネーターとしてブルース・リーが参加している。
製作陣には「トランスフォーマー」(スピルバーグ製作総指揮)の脚本家コンビ、アレックス・カーツマンとロベルト・オーチーが加わる予定。スピルバーグはドリームワークスのステイシー・スナイダー会長と共に、ディズニーなどと新たなファイナンス契約を組んで取り組むという。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【個人的に“過去最高”】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作、実際に観てきた
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映