「赤い糸」の南沢奈央「老後は田舎で農業」。2夜連続ドラマ「命のバトン」会見
2010年7月1日 17:13
[映画.com ニュース] 人気若手女優・南沢奈央が6月18日、都内で行われたテレビ東京系のスペシャルドラマ「命のバトン/最高の人生の終わり方」の発表会見に出席し、農業への目覚めを明かした。
南沢は同ドラマで、ストーリー上でも重要な意味合いを持つ“野菜作り”を初体験。「あんなに近くで野菜の苗木を見たのは初めてでした。農作業したのももちろん初めてで、新しいことに挑戦できてすごく楽しかったです」と目を輝かせ、「40年、50年先の話だけれど、老後は田舎に住んで農業して暮らしたいなって思ってしまいました」と価値観の変化を打ち明けた。「赤い糸」(TV・映画主演)で演じた役柄とはまた違う、南沢の新たな魅力が引き出されたようだ。
同ドラマは、都心郊外の多摩川を舞台にした小林稔侍主演のヒューマンドラマ。南沢の役どころは、自分の生き方が見出せない不登校の女子高生という設定で、老後を故郷で過ごすために引っ越してきた小林演じる元大企業役員や、斉藤慶子演じる地元を愛するヤクルトレディと、世代・性別・肩書きを超え、友情を育んでいく。
南沢は「(小林、斉藤との共演に)最初はすごく緊張しました。でも撮影の合間に話しかけていただいてリラックスできました。勉強になった上、最後は楽しくできました」と大先輩2人に感謝。一方、小林は「やっぱり男として、ほのかな気持ちもあった」と終始デレデレで、「仲良くなったところで終わってしまって残念。疑似恋愛までもいかなかった」と友だち止まりを残念がっていた。
スペシャルドラマ「命のバトン/最高の人生の終わり方」は、テレビ東京系で6月24日・25日の2夜連続で夜9時より放送。他の出演者は、伊東四朗、高橋ひとみ、田中実、藤田弓子ら。(映画.com×文化通信.com)
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