ビヨンセが、ワンダーウーマン役獲得に向けて熱烈ラブコール!
2008年11月10日 12:00
[映画.com ニュース] 歌手のビヨンセが、アマゾン生まれのコミックヒロイン、ワンダーウーマンになりたい、と米ロサンゼルス・タイムズ紙に語った。そして実際に、DCコミックとワーナー・ブラザースとの間で協議中であることも明かした。
ビヨンセは、「私はスーパーヒーロー映画をやりたかったし、ワンダーウーマン以上に最高なものはないんじゃない? 素晴らしくて、とても大胆な選択になると思う。黒人初のワンダーウーマンなんてパワフルよね。今、まさにその時が到来しているんじゃない?」とコメント。
もちろん“その時”とは、11月4日、黒人のバラック・オバマ民主党候補が次期アメリカ大統領に就任することが決定したことを指している。
ビヨンセはこう語った。「これまでとてもエモーショナルな役柄(「ドリームガールズ」「キャデラック・レコーズ」)を演じたけど、演じ終えるたびに、自分に言い聞かせてきたの。『オーケー、次はスーパーヒーロー映画だわ』って。近頃の映画におけるヒーローたちの心理を考えると、(『ワンダーウーマン』について)まだまだやらなければならない仕事も多いし、もちろんエモーショナルな側面も掘り下げる必要があるわ。けれども、私が楽しみたいのはアクション的要素なの」
ビヨンセによると、70年代半ばにリンダ・カーター主演でTVドラマ化されたオリジナル版(日本題は「空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン」または「紅い旋風ワンダーウーマン」)に近い形での映画化を望んでいるようだ。「当然ながらあの(星条旗みたいな)コスチュームも着なければならないはず。リンダ・カーターが着たように、よ。彼女はすっごくステキだったし、アメージングだった。メトロポリタン美術館で彼女のコスチュームを見たことがあるけど、あのウエストのくびれは信じられなかった。あのプロポーションはクレイジーだわ。でも、私はワンダーウーマンをやりたいし、その夢の実現まであと一歩となったわ」と意欲満々だ。