マドンナ監督デビュー作「ワンダーラスト」を叶姉妹が大絶賛！

［映画.com ニュース］　歌手のマドンナが映画監督に初挑戦した「ワンダーラスト」が10月24日、第21回東京国際映画祭の特別招待作品として上映され、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズにてタレントの叶姉妹がトークショーを行った。

同作は、ロンドンの片隅で夢を追い続ける3人の若者たちの葛藤を、多民族社会や貧困問題といった社会問題を折りまぜつつ描いた青春ドラマ。

劇中に登場するポールダンサーを意識した超セクシーな衣装で登場した叶姉妹は、本作を見た感想を求められると「きれいごとのない映画。世の中のネガティブな部分も受け止めながら生きていくことが、逆にポジティブを生むんです。だから見る人によって、とてもポジティブな映画だと感じるはず」（恭子）、「いろんな経験をしてきたマドンナだからこそ作ることができた作品。感情の機微などもうまく表現されていて素晴らしかったです」（美香）とそれぞれに大絶賛。

世界各国のセレブと交流のある叶姉妹はマドンナとも会ったことがあるそうだが、その場所はなんとアカデミー賞授賞式会場のトイレなのだとか。「姉に『どこの香水をつけているの？』と話しかけていました」と美香が当時のエピソードを披露すると、恭子は「すごく気さくな方で、思ったより小柄でした」とマドンナの印象を率直に語った。またマドンナが最近、映画監督の夫ガイ・リッチーと離婚したことについて、恭子は「すべてのことには理由がある。離婚するからこそ（映画を）撮ったのでは」とコメントした。「ワンダーラスト」は09年1月公開。