マドンナの新アルバム、タイトルと発売時期の情報はデタラメ！

2007年12月11日 12:00

［eiga.com 音楽ニュース］　先日、マドンナの通算11作目となるスタジオアルバムのタイトルと発売時期が伝えられたが、レーベルの広報がこれを否定した。

米シリウス・サテライト・ラジオのホスト、ラリー・フリックが12月6日、番組内でマドンナの新アルバムのタイトルが「Licorice」で、発売は08年4月予定だとリークしたことを、音楽情報サイトBillboard.comが報じた。この情報は瞬く間に世界に広がったが、アルバムを発売するワーナー・ブラザースは、米通信社ロイターへのEメールで「タイトルも発売時期も全くのデタラメ」であることを明らかにした。

マドンナは、この新作と、その後に予定されているベストアルバムのリリースをもって、デビュー以来在籍したワーナーを離れ、コンサート興行等を手がけるライブ・ネイションが新たに設立したレーベル、アーティスト・ネイションへ移籍することが決定している。

ワーナーで有終の美を飾るべく制作が進む新アルバムには、カニエ・ウェストやファレル・ウィリアムスら豪華アーティストが関わり、“クィーン・オブ・ポップ”の進化に一役買っているそうだ。ファレルは英デイリー・スター紙に対し、「最高だよ。あまり多くは語りたくないんだ。聞くならもう少し待ってからにした方がいいと思う。とにかくスゴいんだけど、言ったらダメなんだ。ホットな作品だよ！」と語っている。

ファレルがプロデュースを手がけた「Candy Shop」と、カニエがゲスト参加している「The Beat Goes On」の2曲は、すでにネット上に流出している。アルバムにはそのほか、ジャスティン・ティンバーレイク＆ティンバランドとのコラボレーション「La, La」や、過去の未発表曲「The Devil Wouldn't Recognize You」の新録音版などが収録されるようだ。