ユアン・マクレガー、アフリカ大陸縦断モーターサイクル旅行に成功

2007年8月7日 12:00

［映画.com ニュース］　俳優のユアン・マクレガーが、友人のチャーリー・ブアマンと共に、アフリカ大陸を縦断するモーターサイクル旅行を敢行。このほど目的地の南アフリカ・ケープタウンに到着した2人の模様を、通信社ロイターのビデオでレポートしている。

2人は、5月12日にスコットランドの最北端ジョンオグローツからBMWのバイクに乗って出発。ヨーロッパからアフリカ大陸へ渡り、リビア、ルワンダ、ナミビアなどを回って、約12週後の8月5日に大陸最南端のケープタウンに到達した。その目的は、アフリカの子供たちをつぶさに見て、触れて回り、その窮状を世界に再認識させることにあるという。「Long Way Down」と題された2人の旅は後日欧米などでTV放送される予定だ。

実はこの2人、04年にも4月中旬から7月末まで、ロンドンからニューヨークに向かうというモーターサイクル大旅行に成功している。ヨーロッパ、ウクライナ、ロシア、カザフスタン、モンゴル、シベリア、アラスカ、カナダと、まさに地球を半周したその旅の模様は「Long Way Round」と題され、 TVドキュメント番組（ミニシリーズ）となって欧米で放送された（日本語版DVDは「ユアン・マクレガー／大陸横断～バイクの旅」）。

50年代にアルゼンチンからベネズエラへと至る南米縦断の旅に出たチェ・ゲバラの相棒アルベルトは7歳年上だったが（「モーターサイクル・ダイアリーズ」）、マクレガーの相棒ブアマンも5歳年上の俳優仲間。これらのバイク旅行で、俳優業よりもバイカーとして有名になって、世界中のバイク雑誌から引っ張りだこの状態。父は、「脱出」（72）「エクスカリバー」のジョン・ブアマン監督で、両作品に子役として出演している。