ベニチオ・デル・トロ主演のゲバラ伝記映画、ついに撮影開始
2007年7月23日 12:00
[映画.com ニュース] ベニチオ・デル・トロが主演すると公表され、長い間ゴーサインが待たれていた革命家チェ・ゲバラの伝記映画が、ついに製作開始された。米ハリウッド・レポーター紙が報じたもので、監督・脚本・製作は「オーシャンズ13」のスティーブン・ソダーバーグ、主演するデル・トロも共同製作。当初「Che」や「The Argentine」になると伝えられていたタイトルは「ゲリラ(Guerrilla)」になる模様。現在スペインにて撮影中で、デル・トロは9週間撮影に参加するという。
同作は、アルゼンチン出身の革命家エルネスト・チェ・ゲバラ(1928~67)が、フィデル・カストロらに力を貸し、59年キューバ革命を成し遂げるまでを描く実話に基づくドラマ。ウォルター・サレス監督が若い日のゲバラを、ガエル・ガルシア・ベルナル主演で描いた「モーターサイクル・ダイアリーズ」の後編的ストーリーになる。
デル・トロ(プエルトリコ)に加えて、「ボーン・スプレマシー」のフランカ・ポテンテ(ドイツ)、「インランド・エンパイア」のジュリア・オーモンド(イギリス)、「トラフィック」のユル・バスケス(メキシコ)、「ダンシング・ハバナ」のレネ・ラバン(キューバ)、「そして、ひと粒のひかり」でアカデミー主演女優賞にノミネートされたカタリーナ・サンディーノ・モレーノ(コロンビア)ら国際派スターが揃った。