東京国際映画祭に「父親たちの星条旗」と「犬神家の一族」が
2006年8月1日 12:00
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東京国際映画祭に「父親たちの星条旗」と「犬神家の一族」が
今年で19回目を迎える東京国際映画祭の記者会見が、7月31日、六本木アカデミーヒルズ(東京・六本木)で開催された。
各部門で上映される作品の一部が発表され、今年のオープニング作品はクリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」、クロージング作品は市川崑監督の「犬神家の一族」に決定した。また、市川監督には映画界に大きく貢献した映画人に授与される「黒澤明賞」の受賞も決定。「犬神家~」の撮影の合間をぬって来場した監督に、今年のコンペティション国際審査員に選ばれた女優の工藤夕貴から花束が贈られた。
今年の概要としては、六本木と渋谷のメイン会場を初めて9日間フル活用することや、両会場を同時中継で結び、オープニング(六本木)とクロージング(渋谷)のイベントを同時体験できることなどが挙げられた。また協賛企画では、今年5月に亡くなった今村昌平監督追悼特集や、先述した市川崑監督特集、鈴木清順監督「デビュー50年」特集上映企画など、日本の名匠・名作の特集上映も予定している。